1987年の作品。ベン・ワットが、トレーシー・ソーンと組んで、エヴリーシング・バット・ザ・ガールを結成する前のソロ作品。
アコギとわずかなサックス、ピアノのみのとてもシンプルなサウンドで、全体としてボサノヴァ調なのですが、とてもせつなく憂いのあるヴォーカル、どこか悲しげで痛いほど透明なメロディは胸にせまるものがあります。タイトルとおり、イギリスの冬の北の海のようなヒリヒリとした感触が伝わってきます。コード進行も、ボサノヴァ特有の複雑な展開をみせてくれます。特に「WAITING LIKE MAD」という曲は素晴らしく、マイナー調のメロディに悲しげなヴォーカル、せつないサックスソロ、ボサノヴァギターが美しい傑作です。
話は全く変りますが、私は昔「ノース・マリン・ドライヴ」という名のショップでよく服を買っていました…