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Author:takayou
名古屋在住の35歳男性です。ソウル、ソフトロック、ポップスの、ややマニアックな名盤を紹介します。やはり良い音楽は、CDやLPとして持っておきたいものですね。


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NICK DeCARO

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ニック・デカロ (2006/08/23)
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1974年発表。ニック・デカロはもともと著名なアレンジャーで、数多くの作品を手がけてきましたが、このアルバムは彼のソロとしての第2作となります。本作は「AORの元祖」的な存在としての名をほしいままにしています。彼はここではヴォーカルもとっていますが、ジャケットの写真からは想像もつかないようなやさしい繊細な歌声を披露してくれます。元シュガー・ベイブ松村邦男をおとなしくしたような声質です。
①は、David T.Walkerのギターがめちゃめちゃかっこいい。音色もソロも最高。②はスティーヴィー・ワンダーのカバー。原曲とはまた違った解釈で斬新。③は有名なスタンダードナンバー。ゆったりとしたアレンジが素晴らしい。個人的な話ですが、この曲は私の披露宴のBGMに使わせてもらいました。④は恋多き女性、ジョニ・ミッチェルの曲。原曲よりもかえってポップな仕上がりで聞きやすいのが不思議。⑤はトッド・ラングレンのバラード。シンプルなアレンジが光ります。⑥もスティーヴィーの曲。アレンジはシンプル過ぎず過剰にもならず、そうは言ってもハーモニーはばっちり決まってリズム感もあり、このセンスは抜群です。⑦は「ハッスル」のヴァン・マッコイの曲で、ベティ・エヴァレットのカバー。オリジナルはそう面白い曲ではないんですが、アレンジを変えることで魅力的なものになっています。しかし、渋い曲を選ぶなあ。⑧はランディ・ニューマンの曲。ランディのダミ声とは対照的です。⑨はダン・ヒックスによるR&R調の曲。この曲のオリジナルは聴いたことがありません。ごめんなさい。⑩のアレンジもシンプルなようで、実はいろいろな音が遠くで鳴っており、それがよい効果をもたらしています。よく聞くと、チャカポコ・ワウが遠くから聞こえてきて、曲に適度なグルーヴ感をもたらしているのがわかります。
料理に例えると、薄味だけどダシの香りがほのかにして、とても上品でおしゃれな京風料理といったところでしょうか。
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