1979年発表。ルーファスの前身は「AMERICAN BREED」というソフトロックバンドで、ロジャニコなどの曲もカバーしていたのですが、RUFUSになってからは黒人メンバーの加入などもあって、次第にファンク色が強くなっていきました。本作はクインシー・ジョーンズによるプロデュースで、80年代におけるブラコンの先駆けとなった名盤です。ちなみに、ルーファスはギターとベースが黒人という、MG'Sとは逆の布陣となっています。また、ギターのトニー・メイデンもリードをとる曲がありますが、彼も結構歌えます。
本作の基調はフュージョン・ファンクなので、チャカのヴォーカルが前面に出てくることはありません。バックとヴォーカルの力関係が対等になってきたのはこの頃からでしょう。チャカのヴォーカルもそれを十分意識したもののように聞こえます。サウンドはいかにもクインシーといえるもので、同時期に発表された同じく彼のプロデュース作のマイケル・ジャクソン「OFF THE WALL」に共通する感じがあります。