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Author:takayou
名古屋在住の35歳男性です。ソウル、ソフトロック、ポップスの、ややマニアックな名盤を紹介します。やはり良い音楽は、CDやLPとして持っておきたいものですね。


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TIM BUCKLEY

グッバイ・アンド・ハロー グッバイ・アンド・ハロー
ティム・バックリィ (2006/10/25)
ワーナーミュージック・ジャパン
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1967年発表のアルバム。聞いていて胸が締め付けられるようなせつなさをおぼえるアルバムというものは、そんなに多くないのですが、このアルバムはまさにそのアルバムの筆頭と言ってもよいでしょう。彼のメロディと声はせつなすぎるのです。メロディが「暗い」わけでもないのに…
②の「CARNIVAL SONG」は三拍子の曲。ビートルズ(ジョン)の「ミスター・カイト」の間奏部分の感じがします。この曲を聴くと、中原中也の名詩「サーカス」の「ゆあーん、ゆよーん、ゆあゆよーん」というフレーズを思い出します。③の「PLEASANT STREET」は本アルバムのベスト曲。ほとんど泣きそうなティムの絶望的なヴォーカルと美しすぎるメロディに、あなたのこころはうたれるでしょう。④の「HALLUCINATIONS(幻覚)」。28歳で亡くなった彼の生涯を想いながら聞くと胸が重くなります。バックの効果音が、日本の歌舞伎などで使われるオバケの音とよく似ており、この手の効果音は洋の東西を問わないのだなぁと、妙に感心させられます。⑤の「I NEVER ASKED TO BE YOUR MOUNTAIN」はドノヴァンを思わせるサイケデリックフォーク。⑦の「PHANTASMAGORIA IN TWO(二人の幻影)」は女々しい曲(あまりこの単語は使いたくないのですが)。けれども、この女々しさというのは誰にでもあるものであって、ミュージシャンは誰でも作品を作るにあたって「他者」を考える以上、その「他者」を励まそうとか、慰めようとか考えて曲を作っていると思う(いわば自分をだまして)のですが、ここまで他者の存在を気にせず自己の不安をさらけだすことは、なかなかできないことです。そして、それこそが彼が夭折した原因ともなっているような気がするのです。

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