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Author:takayou
名古屋在住の35歳男性です。ソウル、ソフトロック、ポップスの、ややマニアックな名盤を紹介します。やはり良い音楽は、CDやLPとして持っておきたいものですね。


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JOE JACKSON

ナイト・アンド・デイナイト・アンド・デイ
(2006/12/20)
ジョー・ジャクソン

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奇才、ジョー・ジャクソンの1982年の作品。全体として、ピアニストの彼らしく、ピアノタッチとパーカッションの曲が多いのが特徴です。また、当時ジャイブに興味を持っていたようで、随所にその影響が見られます。A面がNIGHT SIDE、B面がDAY SIDEと銘打たれています。
①の「ANOTHER WORLD」は軽いタッチのキャッチーな曲。インテリの彼らしい、知的なアレンジと緻密な構成です。②の「CHINATOWN」は、欧米人がよく中国風の曲を演奏する時のステレオタイプを部分的にも取り入れながら、そこからはみ出した部分もある不思議な曲です。①で「別世界に入った」と言っといて、②で「チャイナタウンを探してる」という流れがおもしろく感じられます。⑤の「STEPPIN' OUT」は彼の代表作。そういえば以前、ドイツ人の友達をカラオケに連れて行ったときに、最初にこの曲を歌いました。なんて渋い選択なのだろうかと感心しました。「我々の暗闇の世界にいることに疲れ果て」、B面のDAY SIDEへと移ります。⑥「BREAKING US IN TWO」は本アルバム中、最も美しい曲。ピアノによるバラード。⑦の「CANCER」はシニカルな歌詞がおもしろい曲。「すべてのものがあなたをガンにする。治療法もないし、解決策もない・・・」。⑨の「SLOW SONG」は、その名のとおりスローバラード。雄大で最後の曲に相応しい展開です。
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JIGSAW

スカイ・ハイ/ベスト・ヒッツスカイ・ハイ/ベスト・ヒッツ
(1993/05/21)
ジグソー

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70年代にイングランドで活躍した人気ポップグループ、ジグソーのベスト盤。基本的には、ビートルズ(ポール系)から黒っぽい要素を抜き取った感じのグループで、パイロットやマーマレードなどの路線に近いと思います。
①の「SKY HIGH」はビルボード3位を記録した大ヒットナンバー。おなじみの覆面プロレスラー、ミル・マスカラスのテーマ曲としても有名です。最近では、トヨタのノアのCMでも耳にします。イントロのチャカポコワウに始まって、マイナー調のキャッチーなメロディーが続き、サビではメジャーに転調するという、ポップスの王道を行く素晴らしい曲です。③の「WHO DO YOU THINK YOU ARE」(恋のあやまち)は彼らの裏ベストと言っても良い名曲です。Ⅱ度のマイナーから始まる哀愁感あるコード進行が美しく、サビの転調もまた効果的です。最後のリフレインは、Aメロとサビのボーカルが重なるという、心憎い演出もあります。④の「BRAND NEW LOVE AFFAIR」は、今聞くと正直、古臭いシンセのアレンジですが、メロディーは秀逸。ヴォーカルの声質といえ、メロディーラインと言え、ポール・マッカートニーにそっくり!⑦の「YOU'RE NOT THE ONLY GIRL」は、いきなりキャッチーなサビが冒頭にくるという、トニー・マコーレーばりの構成で、16分で刻むハイハットも気持いい曲。⑰の「I'VE SEEN THE FILM, I'VE READ THE BOOK」は、美メロのミディアム。メジャーコードが、サビでマイナーコードに変ります。
全体を通して聞いていると、ところどころ2匹目のドジョウ狙いと思われるフレーズ等があり、このあたりが彼らの限界なのだろうか、という気もしてきます。

JEFFERSON AIRPLANE

シュールリアリスティック・ピローシュールリアリスティック・ピロー
(2006/11/22)
ジェファーソン・エアプレイン

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ジェファーソン・エアプレーンの代表作で1967年の作品。彼らのプロフィールについては複雑ですのでここでは省略します。全体としてチープなアレンジで、ヴォーカル面ではやや線が細く弱い点があるものの、私はこのアルバムがなぜか昔から大好きでよく聞いています。フラワームーヴメントを体現したような雰囲気でありながら、とてもキャッチーなメロディーが印象的です。同時代のアメリカ西海岸のアーティストの中では、もっともキャッチー志向が強いと思います。捨て曲無しの大名盤です。
①の「SHE HAS FUNNY CARS」。サイケでアシッドな雰囲気の中、キャッチーなリフとメロディーに魅了されます。ファズベースが通奏低音を奏でていてやや不気味な感じもします。②は有名な「SOMEBODY TO LOVE」。私事ですが、学生時代にバンドでコピーしたことがあります。いい意味での当時のチープな音を出すのに苦労した覚えがあります。最後のヨーマのギターソロはサイケかつブルージーで意外と難しいと思います。③の「MY BEST FRIEND」はアコギを基調としたアレンジに、ハーモニーを活かしたこれまたキャッチーでやさしい曲。「ソフトロック」といってもよいでしょう。④の「TODAY」も幻想的なバラード。美しすぎます。次の⑤の「COMIN' BACK TO ME」もやはり美しく哀しいバラード。アコギとリコーダーが涙を誘います。⑥の「3/5 OF A MILE IN 10 SECONDS」は彼ららしいカッコいいブルースロック。⑦の「D.C.B.A.-25」はキャッチーなミディアムナンバー。ヨーマ・カウコネン十八番の、フィンガー・ピッキング独特のアルペジオを交えたギターが印象的です。⑧の「HOW DO YOU FEEL」は牧歌的なハーモニーが美しいソフトロック。⑨の「EMBRYONIC JOURNEY」はヨーマのギターが堪能できるインスト。⑩の「WHITE RABBIT」も大ヒット曲。「不思議な国のアリス」にインスパイアーされたという歌詞は、紅一点のグレースによるもの。マーチ風のリズムに乗り、静かな歌い出しから最後まで徐々に盛り上がっていく進行とアレンジは見事としか言いようがありません。⑪の「PLASTIC FANTASTIC LOVER」はサイケなヘヴィー・ブルースロック。

JESSE WINCHESTER

ジェシ・ウィンチェスター+3(K2HD/紙ジャケット仕様)ジェシ・ウィンチェスター+3(K2HD/紙ジャケット仕様)
(2008/06/25)
ジェシ・ウィンチェスター

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1970年の作品。プロデュースは、ザ・バンドのロビー・ロバートソンが担当し、ギターも弾いています。さらに、エンジニアとして、トッド・ラングレンが参加しています。ジェシのヴォーカルはジョージ・ハリスンのように線が細いので、レイドバックしたサウンドと非常によくマッチします。
①の「PAY DAY」は最高の曲。ブルージーにレイドバックしていて、さらにキャッチーなサビのリフもきまっている3連シャッフルの曲。②の「BILOXI」は、一転して故郷の南部の海辺に想いを馳せた、詩的なバラード。以下の曲もしっかりと地に着いた渋い曲が続きます。
大傑作という訳ではない本作ですが、何度も聞くうちに味がでてくるような作品のひとつです。

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