プロフィール

takayou

Author:takayou
名古屋在住の35歳男性です。ソウル、ソフトロック、ポップスの、ややマニアックな名盤を紹介します。やはり良い音楽は、CDやLPとして持っておきたいものですね。


カテゴリー


最近のトラックバック


最近のコメント


最近の記事


月別アーカイブ


カレンダー

06 | 2010/07 | 08
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

ブロとも一覧


スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Anders & Poncia

ベストベスト
(1998/06/24)
アンダース&ポンシア

商品詳細を見る


アメリカの人気ソングライターチーム、ピーター・アンダーソンとヴィニ・ポンシアが中心となって60年代後半に結成していた、「THE TRADEWINDS」と「THE INNOCENCE」という二つのユニットの全曲をカップリングし、さらにその関連の曲も収録した、お徳盤。
まず、「THE TRADEWINDS」から。①の「MIND EXCURSION」はメジャーセヴンスのコードが気持ち良い、シャッフル調のキャッチーな曲。シンプルなアレンジも好印象。②の「CATCH ME IN THE MEADOW」は、クリッターズのドン・シコーネとの共作。情感的に歌い上げるヴォーカルに、ソフトサイケ的なアレンジが不思議な印象を与える曲。③の「BAD MISUNDERSTANDING」は、そのクリッターズも取り上げた作品。シャッフル調のキャッチーな曲。④の「NEW YORK'S A LONELY TOWN」は、初期ビーチボーイズを彷彿とさせるキャッチーでドリーミーな大傑作。山下達郎が、「TOKYO'S…」として、アルバム「ARTISAN」の中でカバーしています。⑤の「I BELIEVE IN HER」もファルセットを多用したドリーミーな曲。やはりブライアン・ウィルソン色が少し感じられます。⑩の「LITTLE SUSAN'S DREAMIN'」は、とても愛らしい曲。
次に「THE INNOCENCE」です。⑪の「THERE'S GOT BE A WORD」はドン・シコーネ作のドリーミーな曲。よく聞いてみると、中間部の転調やメロディーラインがニール・セダカの「BREAKIN' UP IS HARD TO DO」にそっくりです。⑫の「MAIRZY DOATS」は完全なノベルティーソング。⑭の「ALL I ASK」は、ラヴィン・スプーンフルの「DO YOU BELIEVE IN MAGIC?」調のイントロに始まるシャッフル調の曲。半音進行のコード進行もとても美しい。⑮の「YOUR SHOW IS OVER」は本アルバムの中では異色作。ソフトボサノヴァっぽい演奏に、つぶやくような低音ヴォーカル。彼等の音楽性の広さを認識させてくれます。
スポンサーサイト

THE ASSOCIATION

バースデイ+3バースデイ+3
(2008/06/25)
アソシエイション

商品詳細を見る


アメリカのソフトロックグループ、アソシエーションの4枚目で最高傑作。1968年発表。万華鏡のようなめくるめくようなコーラス、サイケなアレンジ、キャッチーなメロディー、ノリの良いリズムと、まさに言うこと無しのアルバム。プロデュースは、ボーンズ・ハウ。
①の「COME ON IN」はベースの軽快なリフから入る曲。モータウン調のリズムに分厚いコーラスが乗っかるという素晴らしい邂逅です。②の「ROSE PETALS, INCENSE AND A KITTEN」はドリーミーなバラード。ただひたすら美しすぎる曲。③の「LIKE ALWAYS」は三拍子の曲ですが、サビで四拍子に変ります。またコード進行も、

A7 D7 G7 C7
A7 D7 G7 C7
F7 Bb7 Eb7 Ab7
A7 D7 A7 D7

F#m7 B7 F#m9 B7 F#m7 B7 F#m9 B7
Em7 A7 Em9 A7 C7 F7-5 Bm7-5 E7

と転調を繰り返すという非常に凝った曲ですが、それでいてサイケでキャッチーな点を逃していないのがさすがです。よくこのコードでコーラスをつけられると感心します。④の「EVERYTHING THAT TOUCHES YOU」もやはりキャッチーでコーラスの効いた名曲。⑤の「TOYMAKER」はオクターブのコーラスが印象的な美しいバラード。⑥の「BAREFOOT GENTLEMAN」はクラシカルな印象のミディアムバラード。ストリングスに重なるコーラスが絶妙なブレンド。⑦の「TIME FOR LIVIN'」は半音転調を繰り返す曲ですが、ここまでやられると少しクドイ。⑨の「THE TIME IT IS TODAY」はしっとりとした曲。相変わらずのコーラスの美しさ。⑩の「THE BUS SONG」はマイナー調の哀愁漂うポップな曲。ホリーズの名曲「バスストップ」を彷彿させます。⑪の「BIRTHDAY MORNINNG」は重厚なコーラスが流麗なクラシカルな曲。まさにコーラスの壁が立ちはだかっているような感覚です。

ARETHA FRANKLIN (その3)

アレサ・ライヴ・アット・フィルモア・ウェスト(デラックス・エディション)アレサ・ライヴ・アット・フィルモア・ウェスト(デラックス・エディション)
(2007/11/21)
アレサ・フランクリンレイ・チャールズ

商品詳細を見る


1971年のフィルモア・ウェストでのライブ。演奏は彼女自身のピアノに加え、ビリー・プレストン(キーボード)、コーネル・デュプリー(ギター)、ジェリー・ジェモット(ベース)、バーナード・パーディー(ドラム)、プーチョ(コンガ)、そしてキング・カーティスとメンフィス・ホーンズと豪華な布陣。また、ゲストとして、レイ・チャールズも参加しています。
①のご存知、「RESPECT」。スタジオ盤よりかなり速いテンポです。というより速すぎます。②の「LOVE THE ONE YOU'RE WITH」はスティーヴン・スティルスの曲。原曲もフォーキー・ゴスペル・ソウルっぽくてかっこいいのですが、本ライブでの演奏もカッコいい。プーチョのコンガにバーナード・パーディーの独特なドラミングが良く絡んでいます。ちなみにこの曲はスティルスがビリー・プレストンにインスパイアされて作ったそうですが、こうやってビリーに演奏されるとは感慨深いものがあります。③の「BRIDGE OVER TROUBLED WATER」はS&Gのカバー。ポール・サイモンもこの曲をゴスペルを意識して書いたそうですが、曲が進むに連れてハイになっていく感じは鬼気迫るものがあります。ソウルチャート№1のヒット。④の「ELENOR RIGBY」はビートルズ。原曲のEm⇒Aというコード進行を、D7⇒G7というようにブルージーに解釈したのが斬新。⑤の「MAKE IT WITH YOU」はソフトロックグループ、ブレッドのカバー。この曲も良い仕上がりで、原曲とはまた違った味わいを引き出しています。EW&Fやオリジナルズ、テディ・ペンやデニース・ブラウンなどもカバーしています。⑥の「DON'T PLAY THAT SONG」は彼女の先のアルバム『SPIRIT IN THE DARK』で発表した曲。ちなみに最初にレコーディングしたのは、ベン・E・キング。ベンのヴァージョンとは異なり、3連シャッフル調の軽やかなアレンジ。バーナードのタイトなドラミングが素晴らしい。⑦は「DR. FEELGOOD」はアレサのヴォーカルが素晴らしい。観客とのコール&レスポンスも臨場感たっぷり。⑧は「PPIRIT IN THE DARK」。⑨のリプライズでは、レイ・チャールズも参加。素晴らしい二人の掛け合いにただ酔いしれるだけです。最後の⑩「REACH OUT AND TOUCH」はダイアナ・ロスのソロ第一弾シングルのカバー。コンサートの最後に相応しいバラードです。

THE HOUSE OF LOVE

ベイブ・レインボーベイブ・レインボー
(1992/07/25)
ザ・ハウス・オブ・ラヴ

商品詳細を見る


1992年発表の彼らの最高傑作。ガイ・チャドウィックの作るどこか影のあるメロディーが、鋭いクリヤーなギターによって切り裂かれる独特のサウンド。それでいて難解に走らないぎりぎりの危うさが彼らにはあります。
①の「YOU DON'T UNDERSTAND」は、マンチェスター風ダンスビートに、キャッチーだけどダークでモノクロームなメロディーがのるという不思議なナンバー。ガイは、まさしくニール・ヤングやルー・リード、イアン・マカロックなどの流れを汲むアーティストです(顔もニールに似ているような気がします)。この曲は♯9thが効いたリフが素敵で、どこかスペンサー・デイヴィス・グループの「I'M A MAN」を連想させます。②の「CRUSH ME」は不思議なコード進行の耽美的な曲。どこかマイブラ、LUSH、ペイル・セインツ(2枚目)を連想させる曲。③の「CRUEL」はサイケ調の曲。ビートルズの「TOMORROW NEVER KNOWS」の雰囲気に近いかも。④の「HIGH IN YOUR FACE」はモノクロームでシンプルなアレンジ。⑥の「FEEL」もキャッチーなメロディーが印象的な曲。⑦の「GIRL WITH THE LONELIEST EYES」は、一聴するとメジャー調の曲ですが、なかなか奥が深い曲です。⑧の「BURN DOWN THE WORLD」は物騒なタイトルの曲です。⑩の「YER EYES」は本アルバムで唯一前向きな歌詞の曲です。メロディーはしかしダークです。

ALLEN TOUSSAINT

サザン・ナイツサザン・ナイツ
(2008/05/28)
アラン・トゥーサン

商品詳細を見る


ニューオリンズの名プロデューサー、アラン・トゥーサンが1975年に発表した名盤。バックの演奏はミーターズ。最近では中島美嘉のプロデュースまでやっているようです。また、細野晴臣は彼から大きな影響を受けたようです。
①の「LAST TRAIN」からかっこいい黒鍵ファンク。ジョージ・ポーターの動き回るベースが最高にクール。②の「WORLDWIDE」はマイナー調のベースのリフが印象的なミディアム。③の「BACK IN BABY'S ARMS」はこれもベースのラインが印象的なスローファンク。コード進行も独特で、E♭からブレイクをはさんでAに強引に戻っていくところが斬新です。④の「COUNTRY JOHN」も、彼お得意のⅠ⇒Ⅶ♭⇒ⅣonⅥ⇒Ⅰというパターンのファンク。⑥のタイトル曲。すでに④の最後にこの曲のサビが挿入されていました。印象的なトロピカルなメロディー。まさに南国の夜を想起させる名バラードです。後にグレン・キャンベルがカバーして大ヒットしました。⑦の「YOU WILL NOT LOSE」はマイナー調の覚えやすいメロディーの曲。哀愁漂う中に、アレンジはノベルティーな感じもする不思議な曲です。ある意味、彼と親交のあるポール・マッカートニー調でもあります。⑧「WHAT DO YOU WANT THE GIRL TO DO」は、AOR的な雰囲気もあるミディアム。事実、ボズ・スキャッグスやボニー・レイットがカバーしたことでも知られています。⑩の「CRUEL WAY TO GO DOWN」は一転して暗く悲愴的なムードのスローハチロクバラード。何をこの曲は暗示しているのでしょうか。

 | BLOG TOP | 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。