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Author:takayou
名古屋在住の35歳男性です。ソウル、ソフトロック、ポップスの、ややマニアックな名盤を紹介します。やはり良い音楽は、CDやLPとして持っておきたいものですね。


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NEIL YOUNG

Neil Young Neil Young
Neil Young (1990/10/25)
Reprise
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ニール・ヤングのソロ一作目(1969年)。ニールの作品、特に初期のものはどれも水準が高く、この一枚というものを選ぶのは難しいのでとりあえず今回はこれをご紹介し、あとはまた後日ということでご勘弁ください。
①の「THE EMPEROR OF WYOMING」はいきなりのカントリーフォークな感じで、バッファローでの雰囲気とは全く違い度肝を抜かれます。②の「THE LONER」は名曲。その後のニールを占うような独特のコード進行が見られます。

G7 D7 G7 D7
G Am Dm Dm

セブンスで始まり、いつのまにかマイナーで終わってしまうという、分裂症的な流れの萌芽がここに見られます。またこの曲を聴くと、70年代初めの日本のロックに与えた影響を感じます(特に、鈴木茂や村松邦男などのギターリスト)。③の「IF I COULD HAVE HER TONIGHT」は後の「アフター・ザ・ゴールドラッシュ」に見られるようなモノローグ的な感じの曲。④「I'VE BEEN WAITING FOR YOU」 はマイナー調の名曲。「サザンマン」の先駆的な作品。ニールのギターソロが左右にパンしてシュールな感じ。デヴィッド・ボウイ、ピクシーズ、ダイナソーJr.などのカバーもあります。この曲もそうですが、本アルバムではニールのヴォーカルがずいぶん引っ込んだ感じがします。これはこれでまた効果的だと思います。⑤の「THE OLD LAUGHING LADY」は静かな出だしですが、終盤からゴスペル調のコーラスとジャック・ニーチェの編曲によるストリングスオーケストラが入り、荘厳な感じです。⑥の「STRING QUARTET FROM WHISKEY BOOT HILL」はジャックによるヴァイオリンの淋しい音色の間奏曲。⑦の「HERE WE ARE IN THE YEARS」はジェームス・テイラーよりも前に田舎回帰を歌った曲。
このアルバムの曲は暗い曲が多いのが特徴です。いわば、ニールのモノローグというか私小説的な曲が多く、誰のためにというわけでもなく彼はつぶやくように歌っています。感情を内に秘めたような、なにか悲しげな彼の歌は聴く者の心を打ちます。後年の「ゴールドラッシュ」や「ハーヴェスト」、「今宵…」などのアルバムとぜひ聞き比べてください。
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LEE DORSEY

Yes We CanYes We Can
(1993/02/23)
Lee Dorsey

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ニューオリンズのシンガー、リー・ドーシーが1970年に発表した名盤。プロデュースは言わずと知れたアラン・トゥーサン(ハッピーマンデーズがぱくった、「レディーママレード」も彼が手がけていました)で演奏はミーターズと言われています。
①の「Yes We Can Part1」のイントロの、ニューオリンズ名物セカンドラインビートにまずノックアウトされます。シンプルで音もスカスカなのになんでこんなにカッコいいんだろうと感心させられます。ポインターシスターズが「Yes We Can Can」としてカバーしていますが、さらにそれがラップでよくサンプリングされています。後輩のミーターズのカバーも最高! 余談になりますが、ドーシーの古い作品「Ya Ya」はジョンレノンにカバーされ、それがサザンオールスターズの曲のタイトルになっているなど、彼の影響は意外なところにあらわれています。ホーンセクションも最高。②の「Sneakin' Sally Thru The Alley」はロバート・パーマもカバーした渋い曲。④の「Riverboat」も名曲としか言いようのない曲で、やはりロバート・パーマやヴァン・ダイク・パークス(ソウルグループじゃない方)がカバーしています。⑥の「If I Were A Carpenter」はご存じティム・ハーディンのカバー。⑦の「When The Bill's Paid」は雰囲気的にBob&Earlの「Harlem Shuffle」を連想させます。同時期のモータウンのサイケファンクの影響を受けていそう。⑧の「A Place We Can Be Free」もご機嫌な曲。キャッチーなメロディーが素晴らしい曲。⑨の「Hello Good Looking」はカントリーのハンク・ウィリアムズの持ち歌。⑩の「As Quiet As It's Kept」はコースターズのメンバーでもあるビリー・ガイのカバー。これまた渋いアレンジで好感が持てます。⑫の「Games People Play」は南部のスワンプミュージシャン、ジョー・サウスのカバー。⑬の「On Your Way Down」はリトル・フィートの秀逸なカバーで有名な曲です。カバーの方は重めに仕上がっていますが、こちらはあっさりとしたアレンジ。⑭の「Tears Tears More Tears」はエルヴィス・コステロもカバーした曲。とにかくサビが最高にカッコいい。⑰の「Gator Teil」のアーシーなギターのカッティングと動き回るベースは一聴の価値があります。⑱の「Who's Gonna Help Brother Get Further」は何と言ってもベース。ファンキーさはなにも音数ではないということを教えてくれます。


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