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Author:takayou
名古屋在住の35歳男性です。ソウル、ソフトロック、ポップスの、ややマニアックな名盤を紹介します。やはり良い音楽は、CDやLPとして持っておきたいものですね。


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NEIL YOUNG その2

ニール・ヤング・ウィズ・クレイジー・ホース ニール・ヤング・ウィズ・クレイジー・ホース
ニール・ヤング、クレイジー・ホース 他 (2005/09/21)
ワーナーミュージック・ジャパン
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前回に引き続き、勢いでニール・ヤングで行ってしまいます。今回はソロ2作目です。
①は有名かつ名曲ですね。ニール独特のコード進行が相変わらず光ります。

D Am C G D

CRAZY HORSEを引き連れての演奏となり、前作と比べてかなりハードとなりました。ニールの弱々しいヴォーカルも力強さを増しています。②はカントリータッチの曲。③は三拍子の不思議な曲。ニールの声で三声コーラスをつけられると、ある意味不気味なものがあると思うのは私だけでしょうか。このアルバムは長い曲が多く、A面4曲、B面3曲で、それだけ自分の曲に自信が出てきたのでしょうか。④も9分強にわたる長尺曲。この時代によく見られたサイケデリックマイナーコード進行、Em7→A7の繰り返しでニールの長いギターソロを聞くことができます。それにしてもこの人のギターは本当に独特です。リズム感があるようでないような、考えているようで考えてないような、めちゃくちゃなようで計算されているような、下手なようで上手いような、本当にこの人独特です。ヴォーカルも素晴らしく、このアルバム最大のハイライトとなる曲です。⑥は非常に暗い曲。ヴァイオリンの音色が切なく響きます。⑦も10分強にわたる曲。イントロおよび間奏のAm→Fのコードの繰り返しでニールが例のギターソロを弾きまくります。ギター、ヴォーカルともに、ニールのエッセンスがすべて出揃った名曲です。アルバム最後の曲は、このようにたいてい重くて長い曲が多いですね。
次のアルバム、「AFTER THE GOLDRUSH」はもちろんニールの最高傑作ですが、そこへの布石がこのアルバムには出揃っています。ここでの試行錯誤が次のアルバムへとつながったのではないでしょうか。
なお、本作以降の「ゴールドラッシュ」や「ハーヴェスト」はどのガイドブックでも紹介されているような名盤ですので、本ブログではあえて御紹介いたしません。あしからずご了承ください。
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MYSTIQUE

Mystique Mystique
Mystique (2000/04/24)
Sequel
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1977年にシカゴのカートムから発表された彼ら唯一のアルバム。プロデューサー陣がなんとジェリー・バトラーバニー・シグラーなどで、シカゴとフィリーの両方のエッセンスが入っています。しかもジャケットにはエグゼクティヴ・プロデューサーとしてカーティス・メイフィールドの文字が(どこまでカーティスが関与したかは定かではありませんが)。リードはリロイ・ハトソンの後釜に入った元インプレッションズのラルフ・ジョンソンで、なかなか力強く伸びのある歌声を披露してくれます(2オクターブ上のC音を地声で軽く出しちゃいます)。ストリングスのアレンジも全体を通して流麗で素晴らしいといえます。先日ご紹介したモーメンツと比較すると雲泥の差があります。
①はいきなりスリリングなナンバー。サビに入るところのストリングスのこみ上げがたまりません。アレンジはフィリーっぽいのですが、メロディーに媚びがないところにシカゴの意地を感じます。カーティスばりのギターのチャカポコ・ワウが実に効果的。②は美しいハーモニーから入る曲で、出だしが「MY WAY」に似てます。③もコーラス、ストリングスの美しいハチロクのバラード。この辺のアレンジはTOTOなどのAORにある意味通ずるものがあります。④は高速ディスコ。歌やコーラスが素晴らしいので、その辺の凡百ソングとは明らかに一線を画しています。ベースラインが最高。⑤もいかにもフィリー・ディスコといった曲。ただ、メロディーラインがフィリーほど甘くありません。⑥も秀逸なバラード。ラルフのヴォーカルの実力を見せつけてくれます。⑦はマイナー調のバラード。コード進行が変っている曲です。⑧はアコギのカッティング(DM7→GM7)から始まるメローな曲。⑨からはボーナストラック。しかしこれがまた結構良い。なかでも⑪は強力ファンクの傑作。⑫も美しいベースラインが印象的なミディアムファンク。
本作はコーラス、リズムのノリ、ストリングスのアレンジ、どれをとっても素晴らしいアルバムです。シカゴのビターさを少し加えたフィリーソウルといった感じの大名盤です。


Mystique - Curtom Soul Trippin - Fill You Up

オフコース その8

オフコース・グレイテストヒッツ 1969-1989オフコース・グレイテストヒッツ 1969-1989
(1998/05/21)
オフコース

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彼等の全シングルA面の曲を網羅した3枚組。アルバムに収録されていないシングルのみの傑作もここで聞くことができます。欲を言えば、ビートルズの「パストマスターズ」のように、アルバム収録曲以外のシングルB面なども網羅した企画も是非検討していただけると有り難いのですが。個人的にはシングルB面の「CHRISTMAS DAY」が好きなので。今回はそういうわけで、シングルのみで発表された曲についてのみのご紹介です。
1枚目:①~③は、プレ・オフコース時代の曲。③の「おさらば」は自作なのですが、ビーチボーイズの「GOOD VIBRATIONS」の習作の域を出ていません。しかし、日本でこの曲に挑もうとしたのは、この時代では彼等と山下達郎だけだったでしょう。⑥の「忘れ雪」は筒美京平の三拍子の曲。自作の曲ではないと言う事で、彼等にとっては「忘れ」たい一曲だったようです。⑩の「こころは気紛れ」は、アルバムとアレンジが異なります。⑫の「ロンド」は、鈴木康博作&ヴォーカルの唯一のシングルA面曲です。
2枚目:①の「やさしさにさようなら」は、ミディアムナンバーの傑作。日本におけるソフトロックの究極がここにあります。分厚いコーラスから入るイントロ。FからDに転調した瞬間にヴォーカルが入ります。コード進行は、オーギュメントやSUS4を多用し目まぐるしく変っていきます。16ビートを軽く取り入れたメジャー調のメロディーなのですが、サビはマイナーコードで終わっているので、そこはかとない切なさも感じられます。個人的に大好きな曲のひとつ。④の「風に吹かれて」は、イーグルスの「呪われた夜」を髣髴させる重厚感のあるナンバー。⑤の「さよなら」は彼等最大のヒット曲。彼等の曲を通して聞いてみると、この曲が他の曲と比べて浮いていることがわかります。従来の小田和正にはないウェットな作風なのですが、「売れるためにこの曲を作った」というコメントを聞けば、その理由がわかります。良くも悪くも彼等に対するステレオタイプを作ってしまった曲。よく聞くと、リズムギターがホテルカリフォルニアのように、ややレゲエっぽい感じです。間奏のギターソロもイーグルスのようにツインでハモっています。
3枚目:④の「call」は、ヘヴィーなギターをフィーチャーした曲。あまり彼等にはこのようなアレンジは向いていないと思うのですが。メロディラインは悪くはないのに。⑤の「たそがれ」は後期の名曲。ピアノの美しいミディアムバラード。都会の夕暮れ時を思わせる無機的なアレンジが絶品です。サビのところでDからAに絶妙に転調します。また、サビでは主メロに対して、カウンターパートのヴォーカルラインも入るという凝った展開になっています。⑥の「夏から夏まで」は、正直言って駄作だと思います。。ピコピコしたアレンジは今は聞くに堪えません。

ふきのとう その4

風待茶房風待茶房
(1991/05/15)
ふきのとう

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ふきのとう初期の大傑作。
①の「やさしさとして想い出として」は、彼らの代表作の1つとされている三連バラード。別れの曲ですがさわやかな印象です。②の「街はひたすら」は、マンドリンのトレモロが切ない儚くて美しい一曲。③の「作品A」は、アコギのスライドが素敵な三拍子の曲。このころの彼らの曲には、ところどころアメリカンルーツの影響が感じられるような気がします。④の「君は人形」。S&Gのようなややハードフォークロックっぽいアレンジが新鮮。⑩の「風の船」は、彼等らしい、さわやかな曲(失恋の曲ですが)。間奏で転調するところやフレットレスベースの響きが絶妙にお洒落。そして、⑪の「運命河」。ふきのとう最大の傑作のひとつと言っても過言ではありません。特攻隊のことをうたった歌として、あまりに有名です。イントロの切ないマンドリン。細坪さんの一世一代の心のこもったうた。2番が終わったところの間奏で、いったん長調に転調しますが、この部分が幸せだった日々を回想させ、さらに聞く者の涙をそそります。このアルバムは、この一曲を求めて購入しても損はありません。もしこの曲が『永遠の0』の主題歌だったら、あなたの涙もきっと止まらなかったはず。⑫の「朝もやの中」は、⑪の後では一見軽い感じの曲ですが、なかなかどうして素晴らしい曲です。

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