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Author:takayou
名古屋在住の35歳男性です。ソウル、ソフトロック、ポップスの、ややマニアックな名盤を紹介します。やはり良い音楽は、CDやLPとして持っておきたいものですね。


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1968年発表。サンフランシスコのバンド。
場所柄、時代柄、サイケの香りを強く感じさせるバンドです。①は組曲的構成でCS&Nなどっぽい感じ。②は曲の途中にクラクションなどを使ったりしていてにぎやか。マザーズに似ています。ギターはまるでニール・ヤングです。③は美しいコーラスを聞かせると思ったら、途中でオバケが出そうな挿入部があったりして、まったく人を食ったような構成の曲です。④も、オーソドックスなブギーと思わせといて実は違うという変った曲。一体彼らは、まじめなのかふざけているのかわかりません。⑤は古いボードヴィル調の曲で、オリジナルのレコード盤ではこの曲だけ78回転にするよう指示されていたとのことです。SP盤のノイズの感じとかが、ビートルズの「HONEY PIE」の出だしの部分を連想させます。⑧は本作の中ではマジメな、タイトルどおり3拍子の美しいバラード(一箇所だけ8分の7拍子のところがある)。⑨はカントリーっぽい。途中で「帰ってきたよっぱらい」のような声が出てきて楽しい。⑩はオリエンタルな感じがだらだらと続くのがグレイトフル・デッドみたい。ギターのボリューム奏法が効果的。⑪はダルなブルース。やはり少し変っている。意識して「重く」していないような感じがします。
というわけで、つかみどころがないのが本作の特徴で、裏マザーズとも言えますし、偉大なる実験盤ともとれますし、いずれにしてもロック史の中で独特の地位を占めている一枚と言えるでしょう。日光の東照宮の説明で、建造物の一部の部材をあえて逆に使用したりして完璧なものを避ける、という説明があったことを記憶していますが、本作を聞くとまさにそんな印象を受けます。
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