ソウルコーラスグループの最高峰、ドラマティックスのSTAXでのデビュー作で70年発表。超名盤。 「GET UP AND GET DOWN」はやや跳ねたファンキービートが最高にカッコいい曲。ギターのカッティングも言うことなし。コーラスの各パートが絡み合うところなんて、何度聴いてもゾクゾクします。「THANK YOU FOR YOUR LOVE」は、ミディアムスローのねっとりとした感じの曲。この曲も聴けば聴くほど味がでる曲。この頃流行のエレキシタールもはまっています。「HOT PANTS IN THE SUMMERTIME」はスローでブルージーな独特の印象を受けるファンク。これもカッコいい。「WHATCHA SEE IS WHATCHA GET」は、全米9位、ソウルチャート3位の大ヒット曲。これもファンキーにハネたクールな曲。ゆるい感じの作りが逆に新鮮です。永遠の名曲のひとつです。そして次は休む間もなく別の永遠の名曲「IN THE RAIN」。これこそ究極のスローバラードです。全米5位、ソウルチャート1位の不滅の名曲。雨の効果音も素晴らしい。ディレイを効かせたギターも雨の効果音に一役買っています。歌詞も泣けます。「涙を見せたくないから雨の中にひとりたたずんでいる・・・」。「GIMME SOME GOOD SOUL MUSIC」もこれまたどうしてカッコいいファンキーな曲。いかにもSTAXといった感じ。「FALL IN LOVE, LADY LOVE」は美しいバラード。ウィージーとファルセットのロン・バンクスとの掛け合いが本当に素晴らしい。「MARY DON'TCHA WANNA」はウィージーの枯れたヴォーカルが素晴らしいマイナーコードの曲。