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名古屋在住の35歳男性です。ソウル、ソフトロック、ポップスの、ややマニアックな名盤を紹介します。やはり良い音楽は、CDやLPとして持っておきたいものですね。


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The Best Year of My Life

The Best Year of My LifeThe Best Year of My Life
(1994/05/25)
オフコース

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1984年発表。鈴木康博脱退後、初の作品。従来と比べて、ポップでありながらもハード色を強め、アダルトでモノトーンで無機質的な感じの作風になっています。ヤスさんが抜けたこともあり、楽器の不足を補うべく、「Over」までのアメリカンAOR的なアレンジから、ヨーロピアンな打込みに変化してきているのがわかります。
①「恋びとたちのように」は、小田さん初と言ってもいい「不倫ソング」。サックスのイントロからオフコースは変わったということを印象付けます。個人的にはシングルカットされてもおかしくない曲だと思いますが、やはり歌詞がネックだったのかもしれません。②「夏の日」はセカンドシングルカットされた曲。夏らしいさわやかな感じの曲。コード進行のD D C C Bm Bm という流れは、今までの小田さんになかったもの。③の「僕等の世界に」は松尾さんの3拍子の曲。マイナー調ですが、雄大なアレンジです。途中の転調は不思議な感じがします。④の「緑の日々」もシングルカットされた曲。分厚いコーラスのイントロから入り、マイナーに転調して歌に入るところはゾクゾクします。サビはふたたびメジャーコードに転調します。この曲を小田さんは後にセルフカバーしていますが、個人的にはこのヴァージョンの方が好きです。⑤「君が、嘘を、ついた」はファーストシングル。タイトルの中の句読点にはどのような意味があるのでしょうか。メロディーラインは「Yes-No」に近いのですが、ディストーションの利いたギターリフがカッコいいよりハードロックっぽいアレンジとなっています。歌詞も以前になかった、アダルトな作風になっています。⑥「愛を切り裂いて」は松尾さんの曲。タイトルとおり、ハードでヘヴィーな曲です。この曲も不思議な転調がみられます。⑦の「愛よりも」も松尾さんのブルージーな曲。どこかビートルズの「Come Together」を髣髴とさせる曲調です。⑧の「気をつけて」は一転して、小田さんのやわらかなバラード。一説にはヤスさんにささげた曲と言われますが、歌詞の内容からいってもあながち間違いでないような気がします。隠れた名曲です。⑨「ふたりで生きている」はストリングス基調の小田さんのバラード。
この後、オフコースはシングルを数枚リリースします。引き続きヘビーな曲調の曲「call」、エレピの美しい名バラード「たそがれ」、打込みのピコピコ路線で個人的には失敗作だと思っている「夏から夏まで」と続き、次のアルバム「as close as possible」をリリースしますが、すでに全盛期のクオリティーをそこに見ることはできませんでした。
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