プロフィール

takayou

Author:takayou
名古屋在住の35歳男性です。ソウル、ソフトロック、ポップスの、ややマニアックな名盤を紹介します。やはり良い音楽は、CDやLPとして持っておきたいものですね。


カテゴリー


最近のトラックバック


最近のコメント


最近の記事


月別アーカイブ


カレンダー

10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

ブロとも一覧


スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PINK FLOYD

夜明けの口笛吹き 夜明けの口笛吹き
ピンク・フロイド (2006/09/06)
東芝EMI
この商品の詳細を見る


私はあまり、「プログレ」というものを聞かないのですが、ピンク・フロイド(特に「炎」まで)とキング・クリムゾンの初期だけは好きなのです。もっとも、ピンク・フロイドは他のプログレ・バンドとは全く違うような気がするのですが。
特に、このデビューアルバム。先日ひっそりと息をひきとったシド・バレット在籍時の作品。そして、ほとんどが彼のペンによるもの。
①の「天の支配」。「恐怖の支配の先にいるのはだれだ」という歌詞。彼はこの時すでに見えない何者かと闘っているのでしょうか。②の「LUCIFER SAM」。「いつも君の側にいるんだ、僕は彼を理解できない」。ルシファー・サムはシャム猫ですが、それがもし人間の比喩だとしたら…。猫であるのはむしろあなたたち人間?③の「MATILDA MOTHER」は童話風の歌詞です。「お母さん、もっと話してよ」という帰らぬ子供時代への憧憬が綴られます。④の「FLAMING」。「君には僕が見えない、でも僕には君が見えるよ」というどうしようもない疎外感。⑦の「星空のドライブ」のサイケデリックな陶酔感。⑧の「地の精」も童謡風の少しドノヴァンっぽい曲。⑨の「第24章」は一見前向きな歌詞に聞こえます。哲学的かつ禅的歌詞を持つ曲ですが、これは絶望の中からの救いなのではないでしょうか。⑩の「黒と緑のかかし」。「だけど畑の中に立つこともさだめと諦めている。生きていくのはきびしいが案山子は何とも思わない」。シドは案山子に何を仮託していたのでしょうか。⑪の「バイク」。「バイクを持っているよ、乗ってもいいよ、いかしたものがいっぱいついているんだ、君にあげてもいいけど借物なんだよ…」、「君に欲しいものは何でもあげるよ…」。そして最後の不気味なカラスの鳴き声のようなノイズが物質文明と人間の欲望のおろかさをあざ笑っているような気がしてなりません。
このアルバムを聞くと、シドがどういう気持ちでこれらの曲を書き、演奏していたか、深く考えさせられます…。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://takayou.blog58.fc2.com/tb.php/55-2f932091

 | BLOG TOP | 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。